baserCMSを用いたWebサイト構築の最新事例から、どの程度のサイト規模まで構築・運用実績があるのか?についての説明と、それらの構築・運用におけるポイントについて記載しています。
気になるbaserCMSの最新導入事例
約1年間で2万記事以上が投稿される、記事作成アカウントが約200件という大型サイト
WebサイトにCMS導入時に気になる事、みなさん色々あると思います。
- どういったカテゴリの記事や投稿があるのか?
- 利用者は数名なのか数十人(部署)なのか?まさか100個を超える?
- 年間の記事数はどれぐらいなんだろう毎日1件~5件を365日追加されるとすると、365件~1825件ぐらい?
私自身、Webサイトの構築において、これまで記事は数千ページ、記事投稿者も数十部署ぐらいしか経験がありませんでした。
しかし、この1年で新しい体験をすることとなりました。
過去最大の更新部署200以上、リニューアル前の移行記事が20,000件、1年間運用で作成され記事数が約25,000件という案件でした。
というわけでいきなりの出落ちですが、現在、記事数5万件程度まではなんの問題もなく運用できております。
既存サイト(オリジナルCMS)からのbaserCMSへのデータ移行ってどうなの?
数えてみたら、、、え、20,000記事!?
リニューアル前のシステムは、別のベンダーさんが制作したオリジナルのCMSでした。
WYSIWYGタイプで記事が作成されており、ある程度整形すれば、baserCMSにもそのまま持っていけそうな状況。
さっそくデータベースから記事数を数えてみたら、あれ?桁が一つ多いな、、、約20000件ありました。。。
データ移行前は記事の移行パターン洗い出しが重要!
事前に開発ベンダーであるキャッチ・アップさんとデータ移行設計を進めました。
- 既存のサイトは記事が増え続けるので、予めある程度のデータを取得しておき、下処理の実施
- 記事のパターンを洗い出して記事毎の移行タイプを整理
- 例外パターンに対する対応方法の方針決定
- 最終的にリリース直前に一定の運用停止期間の設定
- 旧記事と新記事の違いや制約事項についてお客様への説明
更新アカウント数が多いとなにが大変なのか?
CMSから更新するアカウントが多い場合は以下に注意しましょう。
特にアカウントを発行しておしまい。でしょ、とか思っていませんか?
- 権限まわりのチェック
- ログインできるかのチェック
- 記事作成や、承認周りの動作チェック
上記のようなCMSがスムーズに運用を開始するためのチェックをどれぐらい確認を終えておけるかがリリース後のトラブルを防ぎます。
これが200アカウント以上あると、1つ問題が発生すると多くの利用者アカウントから問い合わせが来て、大変なことになります。
アカウントが多い場合は、ちゃんと全てのアカウントが利用できるか?ぐらいまでチェックしておくほうが良いでしょう。
リニューアルはWebサイトの始まり、CMS運用と向き合うということ
使いやすい=更新しやすい=続けられる
CMSはWebサイトにおける最重要な「コンテンツ」を生み出すエンジン。
このエンジンが使いづらかったり、いまいちだったりすると「コンテンツ」の更新が遅くなったり、ページの品質低下に繋がりかねません。
特にWebサイトは、リニューアルしてからが本当の始まりとも言えますので、CMSの責任は重大です。
CMSにおいて重要視しているのは、やはり「使いやすさ」だと思います。
「使いやすい」=「更新しやすい」=「続けられる」
だから、Webサイトに掲載する有益な情報が増え、お客様の来訪やお問い合わせにつながるのだと考えています。
機能はたくさんあるが、とっつきにくい・使いづらいCMSでは、利用者のページの追加・更新頻度も改善していきません。
Googleのリッチスニペット取得も、きちんと運用すれば可能
幸いこの案件ではお客様に記事も順調に追加していただきながら、ディーゼロでもコンテンツ追加・更新の運用もおこなっており、Googleのリッチスニペットの獲得にも成功しています。
自分たちでCMSを使ってお客様のコンテンツ作成に寄与することで、使い勝手や検索エンジンに対する効果を測定していくのもWebサイト制作に携わる面白さの1つでもありますね。
↓私の在籍するディーゼロではWebサイト運用の中でお客様にレポート&改善提案を積極的に行っています。
お客様からの嬉しい声
Webサイトの運用に携わる中で、様々なお客様から感謝や嬉しい声をいただけるのが、次のやりがいに繋がっていきます。
こんなお声をいただけると励みになります!
- Webサイトの更新が楽になった。
- ブログ記事を書いても反応がわからなかったが、利用者からよく見てもらえるようになった。
- よりたくさんのアカウントが記事を追加してくれるようになった。
- Webサイトへのアクセス利用者数が大きく増えた。
Webサイト制作を通じて、お客様のビジネスやその先の利用者の皆さんに貢献していきたいですね。
最後におすすめプラグインとWeb制作会社のご紹介
誰にでも使いやすい、burgerEditor!
ディーゼロ社で提供する「buergerEditor」では、ブロック型の積み上げ・並び替えができるプラグインです。
予めページ作成に必要なブロックを用意しておくことで、ページの読みやすさやレイアウトの崩れを防止でき、品質の高いページ作成を支援します。
株式会社ディーゼロではbaserCMSを活用して、様々なWebサイト制作をおこなっています。
この記事を作成した谷口は株式会社ディーゼロで働いています。
ディーゼロでは毎年300件以上のWebサイトに取り組んでおり、業績・スタッフ共に拡大中です。
ぜひ、ご興味がありましたらディーゼロのサイトをご覧いただければ幸いです。
なお、一緒に働いてみたい!という方を積極的に募集してますのでお気軽にご相談ください。
- 株式会社ディーゼロ:https://www.d-zero.co.jp